こうしてロースクールへ入学できました。建物が立派で豪華でした。教授陣もたしかに豪華でした。たしかに、法律の勉強をする場であり、高度なこともやっていました。ただ、どこか真実とはかけ離れた建前の世界という感じはありました。
基本的には予習をして授業を受けて試験を受けて、という流れで大きな休みが来るまでひたすら勉強でした。配られる判例などの教材の量が多くて大変でしたしレポートも頻繁にありました。司法試験とは関係のないことも多くて学問的には深く学べましたし、一通り法学一般は見渡せるようになりました。行政書士試験を受けて合格したのもこの時期でした。
同志社は刑事系の評判はよく、たしかに良い授業が多かったです。自習室もきれいで過ごしやすかったです。環境は5つ星をつけてよいくらい良かったので、あとは個人の努力次第でした。私は最初は頑張っていたのですが、だんだんそんなに頑張らなくなり、単位取得こそできたのですが猛烈に勉強するということはなかったです。司法試験に合格するならばあの時期に猛烈に勉強しておかないとダメだったのかもしれません。
刑事系の単位を1つだけとれなくてそのため、1年だけ留年してしまったのですが、こうして無事修了することができました。司法試験の選択科目は知的財産法でいこうと決まりました。
- ホーム
- ロースクール時代