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影響力は見えない武器

こんにちは。かずしおです。
今回は影響力について書いてみます。なお、これは『影響力の武器』という本を読んで、それを踏まえた感想になります。この本は非常に良いのでオススメです。




影響力の武器

人の心理に影響を与えて人を動かす方法のことを「影響力の武器」というのだと考えられます。動かされている方は自分の自由意思で選択したと思っていても、実は何らかの影響を既に受けていた結果なのだというおそるべき武器が「影響力の武器」なのです。以下、どのような「影響力の武器」があるのか個別に見ていくことにします。

返報性のルール

相手に何か好意的なことしてあげると、相手側はそれとは知らずに、時には無意識で何かお返しをしないといけないという気になり、最初に好意的なことをした人が結果的に大きな利益を手に入れることができる武器のことです。恩を与えておいたらたいていは返ってくるという人類普遍の武器ともいえます。

心からの好意は受け取っておいてよいと思います。いたずらに人を信じないのもどうかと思います。ただ、返報性のルールを悪用してわざと恩を売ってくるような場合は注意しておくとよいですね。

コミットメントと一貫性

人が何かに取り組むことを決めた場合、そういうコミットメントをした場合、自分の取った立場を貫くように行動してしまう性質が人間にはあります。その性質を利用して、初めになにかにコミットメントさせてしまうと、コミットした本人は自分の意思で選んだと疑うことなく一貫した行動をとるようになります。

これに対する防衛法は、コミットメントすると人は一貫する態度をとろうしてしまうことを知っておいて、最初にコミットメントがなくても今の態度をとるのかどうか考えてみることです。

社会的証明の原理

数学的な正しさとか、物理的な真実とは違って、社会的に正当かどうかが問われることがあります。例えば、周りの多くの人がしているからそれは正しのだろうと集団の心理が形成される、周りの人がなにもしていないから今は緊急事態ではないのだと集団で判断されたりすることを言います。集団にいる場合この原理が働きます。これも1つの影響力の武器だと言えます。

これに対する防衛法はこの社会的証明の原理を知っておくことです。知っていれば、集団の中でも確かなことに気がつくようになれるはずですから。

好意のルール

好意を持たれている人、例えば友人などからの誘いは断りにくいと思います。悪用するわけではないのですが、好意によってモノを売ることさえできてしまいます。友達がすすめるからホントは買いたくないけど買ってしまったという経験はないでしょうか。

権威


権威も大きな影響力です。普通の人でも権威に服すると信じられないことをやってしまうときがあります。どういうわけか権威ある所からの指示は反対しにくくて従ってしまう傾向が人間にはあります。

希少性の原理


これはわかりやすい影響力です。ごくわずかしかないものは欲しくなる人はとことんほしくなります。どのくらい価値があるかというよりも希少価値だから手にれ体という心理が働きます。

防衛法としては、よくよく考えれば自分が欲しいものなのか、希少価値だから手に入れようとしているのかを考えてみるとよいですね。

影響力の武器をコピーライティングで使いましょう


影響力の武器を学んだ人はそれをコピーライティングで使うことができます。騙したりするのはよくないのですが、まっとうにコピーライティングで使う分には問題ありません。

今回も読んでいただきありがとうございました。

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