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法学のオススメ本 学問と試験対策 

こんにちは。かずしおです。
今回は法学の本で私のおすすめの本を紹介してみます。



芦部『憲法』


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東大の芦部先生の本です。憲法を学び始めてまず読む本で、憲法を習得し終わって最後に読む本です。この本は『憲法学』とは違ってもともと放送大学のテキストをさらに加工してできた本なのでエッセンスのエッセンスが書かれてあります。法律は憲法へ帰ることも考慮して、法学を知らない人に最もすすめる本です。読んでも1回でわからなくても普通ですので3回から5回くらい読むとわかるようになります。なお、写真は手持ちの本を撮影しただけなので買う人は最新版を買うとよいです。


瀬川『犯罪学』


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この本もよかった本です。3回読みました。大学院入試で読み込んだ本です。刑事学を専攻する人は読んでおきましょう。大学院入試でも通用する本です。この本は、人はなぜ犯罪をするのかを探る犯罪学についての本です。実定法とは違ってまさに科学という感じがします。わかりやすく書かれてあるので一読了解できると思います。犯罪について社会学的・生物学的・心理学的アプローチが書かれてあり、その他犯罪学の理論(ラベリング理論、コントロール理論や合理的選択理論など)も書かれてあります。犯罪学の誕生から今後の展開まで書かれてあり、被害者学にも触れておりうまくまとまった1冊です。


我妻『民法講義』


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昔の民法の本です。と言っても我妻栄という民法界の巨匠の本です。試験向きではないですが、思考過程を読むにはよい本です。古いながら民法が改正されるまでは使える本かと思います。裁判官は全員読んでいるはずの本です。法律事務所にも置いておくべき本だと思います。実務は我妻民法でまだ動いているのかもしれません。1冊200時間くらいかけて読んだ思い入れのある本です。表現は格調高くすごい本です。とても一般教養としてすすめられる本ではないです。


伊藤真『試験対策講座』


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伊藤塾塾長の伊藤真さんの試験用の本です。学術書ではなく、司法試験をはじめとして試験に受かるように書かれた本です。LECの『C-BOOK』や早稲田セミナーの『デバイス』とそれほど違うというわけでもないとは思います。巻末に論証カードがついていて、司法試験の過去問も載ってあり、法学の試験を受ける人にオススメの本です。伊藤塾に入らなくても伊藤塾の知識を得ることができます。大学などの定期試験対策にもオススメです。この本と判例と学者の本を併用すればOKです。


今回も読んでいただきありがとうございました。

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