はじめに
こんにちは。
かずしおです。
昔のことになりますが、英検1級を受けていたのでその時の勉強方法について書いてみようと思います。準1級合格後、1次試験は合格できています。
英検1級について
日本生まれの日本育ちの人なら、高校までの英語が終わってそこから積み上げていけば英検1級レベルまで到達できます。バイリンガルの人は語彙と読解とエッセーを勉強すれば合格できると思います。日本人はリスニングと発音がみな苦手です。
発音
発音はいい方がいいのですが、悪くても試験に受かるだけなら問題ないです。2次試験のスピーキングでは発音がいい方がいいのですがそれでも悪くても合格点は超えられます。発音については試験に受かるためというよりは、英語を使って話すときに役に立つくらいでいいと思います。あとの文法や語彙は大人になってからでも磨けるので、発音だけは若いころにいい発音ができるようにしておきたいところですね。
文法
文法は高校卒業くらいの文法の力があれば問題ないです。大学入試を受けた人は大学入試で高得点が取れるくらいの文法をわかっていればそれでOKです。TOEICの文法問題のややこしいのとか知っていなくても読めて意味が分かればよいのでとりあえず知らなくてもOKです。
語彙
1級の語彙は特殊、というかかなり知的レベルの高い文章に出てくるような語彙が出題されるので、1級用の単語集を覚えるのが効率が良いです。私は旺文社の『PASS単熟語1級』を読んでほとんど全部覚えました。1級レベルの文章に大量に当たって出てくるたびに覚えていく、という方法でもいいのですが効率という点からは単語集を覚えるのがよいと思っています。デメリットは単語集を覚えるのは面白くないという点です。
読解
1級の読解は本格的です。正確に速く読めないといけないのでつらいですが、日本人はリスニングが苦手なので読解問題で高得点を取りたいものですね。問題を先に見ておいて解答の根拠となる該当箇所を本文に探すというスタイルで点数は取れると思います。普段からTIMEや英字新聞を読んでいれば最強なのですが、それをできる人は少ないと思うのでやはり過去問をたくさんしっかり読んで解けるようにしておくとよいです。英文をたくさん読んだから受かるのではなくて、問題が解けたから受かるのでやはり問題に当たるのが一番の近道です。遠回りしたい人は洋書を読んだり、興味ある英文を読んでいくのもいいですが試験対策としての効率は良くないということを踏まえてやっているのなら大丈夫です。
リスニング
日本人はみんなリスニングが苦手で点が取れないものです。そりゃ、普段英語を聞いている量が少ないし、20歳くらいまでに外国に行ったこともない状況でリスニングが得意になんてなかなかなれないものです。私は過去問の英語を聞くのとNHKラジオのビジネス英語を聞いていました。英語雑誌などを買えばCDがついていたりするので興味ある英語を聞くといいと思います。リスニングも先に問題を見ておいて何を聞けばいいのかを頭に入れてピンポイントで解答の根拠がわかるように聞けると全部理解して聞かなくてもいいでの少し楽です。
エッセー
普段から何らかのトピックについて英文で表現できるようにしておけばよいです。これは2次試験のスピーキングに即つながります。エッセーにするかスピーキングにするかの違いしかないです。自分が言いたいことを有り余るくらい書ければOKです。できれば質が良ければなおよしです。良い英文にたくさん触れてマネできるようにしておくとよいですね。
スピーキング
普段英語を話す機会のある人はあとはちゃんとスピーキングにできればよいだけですから負担は少ないです。普段英語を話す機会のない人はエッセーのようにして独り言でもいいのでスピーキングできるようにしましょう。一応ディベートができるようになっておくとよいです。私はディベート用の『pros and cons』とか読んでいましたが、それを試験の本番で表現できるはずもないので本試験でできるように同じ形式で練習して話してそのあとのQ&AがこなせればOKです。トピックについて有り余るほど言いたいことを英語で表現できれば自然と合格しているはずです。
今回も読んでいただきありがとうございました。
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