こんにちは。かずしおです。 Contents
今回は人はなぜつい買ってしまうのかについて書いてみます。
マーティン リンストローム という人の書いた『なぜ、それを買わずにはいられないのか』という本を読んでそこからの感想になります。
なぜか買ってしまう商品
どういうわけか買ってしまう商品ってないでしょうか。好きな作家や漫画家の新刊が出たらつい買ってしまいませんか?ここでは、買い手側がどうして買いたくなるのかという視点からは少し離れて、売る側がどういう策をめぐらして買わせているのかという視点から書いてみようと思います。
売る側の策略
買っている方は自分の自由意思で買っていると思っているはずです。でも、別の見方をすると買うように仕向けられているともいえます。すなわち、売る方が買い手が買いたくなるようにブランド構築(ブランディング)していると言えます。そこで、売る側の戦略として考えられるものをいくつか挙げてみます。
いいイメージの刷り込み
CMやTVのコマーシャルで何度も名前を植え込まれて買ってしまうということが考えられます。良いイメージを持たせていい印象を持たせて、つい店に行ったら買ってしまうように頭がなっているということは十分考えられます。
恐怖や不安をあおる
その商品がないと危ないと思わせる、不安をあおることが考えられます。ないと困るから必要なのだと考えて買うようになります。
中毒になるように仕向ける
食品などで何度も繰り返し売れるように中毒性のある商品を作ることが考えられます。ひとたび中毒になるとその商品に依存するようになり売り手からするとうまくいったということになります。
ピアプレッシャー
「みんなやっている。」「みんなが持っている。」という意識を利用する方法です。みんながやっていることを自分だけがしていないとか、みんなが持っているのに自分だけ持っていないと仲間外れにされるという意識を利用して商品を売ることも考えられます。
迷信を利用する
ジンクスや迷信を信じている人は多い。それに載って商品が売れていくということは十分にあります。
ノスタルジー
昔の思い出は美化されがちです。昔のいい思い出として昔使ったことのあるモノを買うことは考えれます。いい思い出を抱くことを利用して商品を作り売り込むことができます。
有名人のようになれる
有名人が使っているモノを使うと自分もその人のようになれた感じがするという心理を利用して商品を売ることが考えられます。セレブのようになっている自分が好きだからつい買ってしまうという現象が起きます。こういうところから、有名人が紹介している商品が売れてしまうわけです。
健康にいい
健康食品は売れます。自分の体が健康でありたいと思うので買ってしまいます。よくわかっていなくても健康に良い成分が入っていると書かれているとつい買ってしまう消費者が多いです。
今回も読んでいただきありがとうございました。
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